マリモグループは、「利他と感謝」を経営理念として、国内不動産・海外不動産・非不動産の３つの事業を展開している企業グループです。1970年に分譲マンションの設計会社として設立後、分譲マンション開発から不動産総合デベロッパーへと進化し、海外でも不動産事業を展開しています。現在は、非不動産事業においても、公共福祉、地方創生、ウェルネス、環境衛生、グローバル、ITという6領域に取り組み、2030年をめどに、ビジネスと、社会課題の解決を目的とするソーシャルビジネスの割合を50対50とする、「ソーシャルビジネスカンパニー」となることをめざしています。ビジネスを通じて社会課題の解決に取り組むことはもちろんなのですが、それとは別に、事業とは全く関係なく、本当に困っている人たちのために自分たちが生んだ利益の一部を活かしたいとの思いから、このたび、一般財団法人深川真マリモ奨学財団を設立いたしました。

当財団は、「学業優秀でありながら経済的な理由により学び続けることが困難な、経済系学部に在籍する大学生に向けて奨学金を給付することで、将来社会に貢献し得る、有為な人材の育成に寄与する」ことを目的としております。
学ぶ意欲にあふれた若者が、この奨学金を助けとして、経済的な困難を乗り越えて学びを深め、大学を卒業して社会人となり、今度は自分自身の手で社会課題を解決するために、さらに努力を重ねていく。このような好循環が続いていくことを、心より願っております。そして、いつの日にか、その子達の幾人かが社会課題の解決に取り組む姿を目にすることができたなら、これほど嬉しいことはありません。